東京アニメアワードフェスティバル受賞式が東京・池袋にて開催された。東京アニメアワードフェスティバル(以下、TAAF)とは東京アニメアワードフェスティバル実行委員会一般社団法人 日本動画協会が主催する、新たな人材の発掘・育成、アニメーション文化と産業の振興に寄与することを目的とし、『東京がアニメーションのハブになる』を合言葉に、高いクオリティとオリジナリティに富む世界中の作品を東京で上映し、世界中のアニメーションを愛する人々との交流を図り、クリエーターや観客に刺激と感動を提供し、そしてその感動や刺激を糧にアニメーションの新たな波を東京から世界へ発信することを目的として2002年より毎年開かれている。2018年の今年は2018年3月9日(金)~12日(月)に開催。4日間に渡り、上映会やトークショーなどが開催され賑わいを見せた。本記事は12日に行われた受賞式の様子をお届けする。

授賞式は、日本動画協会理事長・東京アニメアワード実行委員長 石川氏が登壇し、授賞式の開幕を宣言した。

プログラムはアニメ功労部門・アニメ オブ ザ イヤー部門・コンペティション部門の3つに分かれている。

アニメ功労部門では、日本のアニメ産業の発展に大きく貢献した功績をたたえ、授与される。受賞者は以下記載。

<アニメ功労部門>–50音順·敬称略

大杉久美子(歌手)

川本征平(美術監督)

小林清志(声優)

芝山努(監督)

杉井ギサブロー(監督)

須田正己(アニメーター)

高見義雄(プロデューサー)

星山博之(脚本家)

本田保則(音響監督)

本橋浩一(プロダクション設立者)

渡邊泰(アニメーション史研究者)

 

アニメーター、監督、声優など11名の功労を讃え、賞状ならびにトロフィーの授与が行われ、杉井ギザブロー氏が代表として「厚労省というありがたい賞をいただき、日本のアニメーションの恩恵を受けているのは私の方です。今も元気で現役に制作しておりますので、今回の賞を糧に頑張らせていただきます。」と喜びを語った。

アニメ オブ ザ イヤー部門

個人賞では、奈須きのこ氏、依田信隆氏、岸田隆宏氏、梶浦由記氏、たつき氏の5名が受賞

音響・パフォーマンス部門として、個人賞を受賞した梶浦由記氏は「名誉ある賞をいただくことができて大変光栄です。映像の音楽は、映像から始まります。制作スタッフとのコンビネーションや様々な方のご支援の結果を音響の部分から評価していただいたと考えております。」と嬉しさとともに制作関係者への感謝を述べた。

監督・演出部門では、「けものフレンズ」でおなじみの監督 たつき氏が登壇し、「お客さんの声あっての受賞で、応援してくださった方へ感謝あるのみです。嬉しく思います。」と述べた。

アニメ オブ ザ イヤー部門 アニメファン賞

アニメファン賞は、539の作品から一般投票により100作品選ばれ、さらに選考を重ねた結果授与される。2018アニメファン賞は「ユーリ!!! on ICE」 が受賞。

アニメ オブ ザ イヤー部門 作品賞

テレビ部門:「けものフレンズ」

劇場映画部門:「この世界の片隅に」

が受賞した。

11日にはアニメ オブ ザ イヤー部門 受賞記念『この世界の片隅に』作品制作ノート&監督トークショーが開催され、監督自身が普段使用しているノートパソコンとともに未公開の企画書、絵コンテなどを来場者限定に公開し、作品を作ると決心したときのエピソードなどとともにトークを広げた。

コンペティション部門

長編・短編アニメーションのグランプリ・優秀賞が決定した。受賞結果は以下の通り。

【受賞結果一覧】

<コンペティション部門>

短編アニメーション

■グランプリ

「オンハピネスロード」(台湾)

(英題: On Happiness Road)

監督:サン·シンイン

■優秀賞

「ハブ ア ナイス ディ」(中国)

(英題: Have A Nice Day)

監督:リュー·ジイェン

長編アニメーション

■グランプリ

「ネガティブ·スペース」(フランス)

(英題: Negative Space)

監督:マックス·ポーター、

ルー·クワハタ

■優秀賞

「キャサリン」(ベルギー)

(英題: Catherine)

監督:ブリット·ローズ

 

東京都知事賞としてコンペティション部門グランプリ作品が表彰され、東京都知事小池百合子氏が登壇し表彰を行った。

東京アニメアワードフェスティバル2018は無事、幕を下ろした。

「東京アニメアワードフェスティバル2018」

<開催概要>

●日程: 2018年3月9日(金) ~12日(月)

■会場:池袋シネマ·ロサ、池袋HUMAXシネマズ、シネマサンシャイン池袋

シネ·リーブル池袋、新文芸坐、区民ひろば南池袋、サンシャインシティ噴水広場、サンシャイン水族館

生活産業プラザ、としま産業振興プラザ、WACCA IKEBUKUROなど

■主催:東京アニメアワードフェスティバル実行委員会、一般社団法人日本動画協会

■共 催:東京都

http://animefestival. jp/ja/

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