3月14日木曜日、お台場のフジテレビ本社にて開催された、「フジテレビ アニメラインナップ発表会2019”拡張”」にて、「ノイタミナ」「PSYCHO-PASS サイコパス3」からは、慎導灼役の梶裕貴と炯(けい)・ミハイル・イグナトフ役の中村悠一が登壇、アニメの見所を語った。
吉田「慎導灼役の梶裕貴さんと、炯(けい)・ミハイル・イグナトフ役の中村悠一さんです、どうぞ、それでは早速お二人に挨拶いただきたいと思います」
梶「みなさんこんばんは、慎導灼役の梶裕貴です。これが360度カメラですか。すごいですね。見えてますか?ぐるぐる僕もさっき見させていただいたんですけど、なかなか新しい試みで、ノイタミナらしいなと思いましたけど、 つい先日PSYCHO-PASS3が発表されて、とてもリアクションいただいて、僕もますます楽しみになりました、よろしくお願いします」
吉田「ありがとうございます。では続きまして、中村さんお願いします」
中村「はい。ミハイル…炯(けい)・ミハイル・イグナトフ役の中村悠一です。よろしくお願いします。まだ馴染んでないんで、名前が」
梶「言うの二回目くらいですからね」
吉田「そうなんですね。先週、ちょうどPSYCHO-PASS Sinners of the Systemの映画版が3ヶ月連続で公開されていて、その3作目が先週公開されたわけですけど、その時にお二人もご登場いただいて、PSYCHO-PASS3期制作が発表されたわけですけども、その時Twitterのトレンド1位がローマ字でPSYCHO-PASS3で、2位がカタカナでサイコパス3、すごいですね、大ニュース」
大好物な沼が待ち構えていたというアフレコ
梶「新シリーズの発表と同時にキャラクターのキービジュアルが発表されたりとか、我々もサプライズという形で登壇させていただいたりして、新しい情報が多すぎて。上映前だったんですね。ご覧なる方はとっ散らかっちゃうんじゃないかと思いましたけど、僕もSSのCase.3拝見させていただいたんですけども、本当に面白くて、ますます3、収録始まってますけど、楽しみになりました」
吉田「Case.3ご覧になっていただいた方はわかると思うんですけど、ただ3期があると聞いてあの作品を見ると、あーって思いますよね」
中村「収録の時に、あんまり詳しくは言えないんですけど、結構今までを踏まえた上での演出がこれまでに出てたキャラクターの人たちに入ることがあって、これはあれがあって云々かんぬんみたいな」
梶「言えないことだらけですよね」
中村「見てて面白いですね 僕らは新規なんで、わかんないままですけど、皆さんからすると掘り起こしながら、ここでこうなってああなったんだって、答え合わせができてるんだなって見てるのが、なかなか楽しいです」
吉田「本当にPSYCHO-PASSは一期の一番最初から見てる勢からしたら、想像を超えてくれてるけど、気持ち悪く裏切られたことが一度もないんですよね。期待いくらしても大丈夫な作品。PSYCHO-PASSなんですが、そのシリーズに梶さん中村さんはここから参加というわけじゃないですか、初め決まった時とかどういう感想をお持ちになりましたか?」
梶「僕はゲーム版で別のキャラクターを演じさせていただいて、その時からPSYCHO-PASSの世界観とか空気感はめちゃめちゃ好きで楽しくお芝居させていただいたんですけども、その時はまだPSYCHO-PASS3のお話はまだなかったわけですけど、それ以前にもPSYCHO-PASSのオーディションをいろんなキャラで受けさせていただいていた中で、3のオーディションがあるということで、一度現場で別のキャラクターで出演していたので、なかなか受けるチャンスはいただいても、難しいんじゃないかな、でもやりたいなという中で、結果的に出演させていただけることになって、めちゃくちゃ嬉しかったですし、 本当に錚々たるキャストの方々が出演されているんですよ。まだ発表されていないところも皆さん含めて、そこでお芝居をやらせていただけるっていうのが本当に光栄だなと感じながら、アフレコをさせていただいてますね」
吉田「中村さんにもお伺いしたいんですが、決まった時どう思われましたか?」
中村「僕は今までオーディションだなんだで接する機会がなくて、ただオンエアーでたまたまやっているのを見たりとか、配信されるようになってから見てみたりしてるんですけど、作品の世界観的には、梶君とも話していて、我々が大好物ななんか面白そうっていう。絵もしれない面白い沼が待ち構えてるわけじゃないですか。そこが楽しみだなと思ったんで、オーディションを受けさせていただく時、 何かで関われるといいなと思っていたんですけど、今回参加させていただくことになりまして、アフレコを実際迎えてみたら、思ってた通りの沼が待ってたっていうのがやっぱり良かったです。結構、些細なキャラクターの動きがヒントになっていたり伏線になっていることが多くて。でもわかんないんですね。僕らも全然情報もらえないんで、よくわからないんですけど、やってる途中に監督がボソッと言った一言にヒントがあったりとかして、試されているのかなみたいな」
吉田「監督は本当に脚本練りに練って作りますからね」
梶「本当にスタッフさんのこの作品に対する愛情とか熱量というものをめちゃくちゃ感じる現場ですね」
新情報解禁!10月放送スタート!二人のキャラ情報も
吉田「そのPSYCHO-PASS、この発表会に際して、新作のスペシャルPVが届いているということで、初公開です。ご覧いただきましょう、どうぞ」
TVアニメ『PSYCHO-PASS サイコパス 3』PV第1弾解禁!!
中村「情報が少なすぎる」
梶「てっきり声聞けるものだと思ったんですけどね」
吉田「まだね、そこも出し方で全てストーリーに関わる可能性があるんじゃないかと思うんですけど、一つはっきりしているのは、2019年10月から放送が」
梶 「そうですね、放送時期はまだ言ってなかったので、約半年後くらいですか」
吉田「そうですね、僕PSYCHO-PASSだったら10年でも待つつもりだったんですけど、半年後に見られるんだって。むしろ早かったなって。大変嬉しい、あと気になっている要素あります?」
梶「あとは楽曲ですよね」
吉田 「すみません、僕PSYCHO-PASSについてはどんな情報でもくださいっていうタイプですので、めちゃめちゃスタッフの人に聞いたんですけど、これだけは誰にも教えられないので、楽しみに待っててくださいとしか言われてないです」
梶「新情報は今年の10月から放送ということのみということですか」
吉田「そうですね、まずは今のPVではそうなんですけど、他にも今日は折角二人がいるので、こういう情報を公開できるというのをいただいております。二人のキャラ情報ですね、それではまず、慎導灼からいきましょう、これこんなにはっきり表情出たりするのも」
慎導灼(しんどうあらた)
公安局刑事課一係の監視官。特A級メンタリストであり、高度な共感により精神的ボーダーラインを越境し追跡対象者になりきる能力を持つ。明るく物怖じしない性格。過去の事件が原因で、自宅の車の中でしか眠れない。
炯・ミハイル・イグナトフ(けい・みはいる・いぐなとふ)
公安局刑事課一係の監視官。ロシア系移民の二世で帰化日本人。格闘や射撃に優れた元軍事経験者で、正義感が強い。灼とは幼なじみであり、共通したある目的のため監視官となる。
梶 「そうですね、アニメの色付きで見たのは初めてかもしれないですね まだ色無ししか見たことないので」
中村「あのポスターのイラストだけなので」
梶「おそらく意図があってだと思うんですけど、監督からも隠し隠しというか、結構虫食い状態だったり、聞かないと教えてくれないということがあるので、なるほどなっていう情報がこの中に隠されていたりはしますね」
吉田 「梶さん中村さんにとっても今日がグリーディングになっているという。一つ念を押していくと、公安刑事課一係の監視官なんですね」
梶「そうですね、一係の監視官というのが一つキーワードかもしれないです」
吉田「特A級メンタリストであり、高度な共感により精神的ボーダーラインを越境し追跡対象者になりきる能力を持つ」
梶「そうですね。難しい説明ですよね。アニメをご覧いただければもちろんわかるんですけど、人よりも大分その人を理解する力が優れているというか、ちょっと言葉に気をつけないと難しいですよね。ネタバレをしちゃいますから」
吉田「しかもPSYCHO-PASSのキャラクターなんできっと複雑な事情あるんでしょうけども、明るく物怖じしない性格なんですね」
梶「そうですね、僕たちがまだ演じてる中での情報ではありますけど、結構飄々としている感じではあります」
中村 「全体的に見ても、主人公ですけど、一番フラットな方ですよね。そのくらい重くない方です」
梶 「あんまり言えないんですけど」
吉田「でもここから過去の事件って言葉が出てきて」
中村「このくらいの要素はないとね」
吉田「PSYCHO-PASSらしくないですね」
梶「過去の何かないと。あとは書いてありますけど、自宅の車の中でしか眠れない。結構基本的に眠そうな人です」
吉田「寝不足の方」
梶「それを炯が心配というか、見守ってくれているという感じはありますかね」
吉田「はい。というまあ謎の多い慎導灼ですが、そして、炯・ミハイル・イグナトフ、中村さんのキャラクターですが、目つき鋭いですね」
中村「そうですね、書いてますけど、元軍人」
吉田「こちらも監視官なんですね、ロシア系移民の二世で帰化日本人。格闘や射撃に優れた元軍事経験者で、正義感が強い。この二人炯と灼とは幼なじみなんですね」
中村「そうなんですよね」
梶「これは言っていい情報なんですね。我々はそうなんですよ、幼馴染なんですよ。あとは名前に火のへんがありますよね」
中村「これが台本で結構紛らわしい」
梶「そうなんですよ、漢字一文字で半分一緒じゃないですか」
中村「表記が炯と灼で書かれてて、たまに間違えてるんですよ。俺なんでこんなゆるい喋り方してんだろうって思ったら灼のセリフで」
梶「ゆるいって言わないでくださいよ(笑)そう、僕たちがチェックし間違えっていうのはあっても、その前の段階で台本が間違えてることがあるんですよ」
中村「だったら、こんな似た字じゃなくてもいいのにと思うんですけど、でもひょっとするとこれも意味があるのかなと思うと」
先が読み切れないような展開
吉田「PSYCHO-PASSだといくら台本もらって深読みし切ってもそれをクリエイターの方々が上にいってることも」
梶「次の話数で覆される可能性もありますからね」
中村「わからないんですよね、本当に一寸先は誰が生き残るかわからないみたいな作品ではありますからね」
吉田「ひとつだけ、これだけ期待感を煽っておいて、半年後でよかったと本当に思います」
梶「そうですね、皆さんPSYCHO-PASSファンはそう思ってくださってるはずですから」
吉田「言えることは本当に限定的なんですが、PSYCHO-PASS3、10月放送スタートということなので、是非楽しみに待っていただきたい中、梶さん中村さんから一言ずついただきたいと思います」
梶「はい、まだまだお伝えしたい情報っていうのは正直ありまして、僕の中でノイタミナって新しいことにどんどん挑戦していくアニメの放送枠だなってイメージがあるんですが、このPSYCHO-PASS3も、まだまだ挑戦している、シークレットな情報がありますので、楽しみに10月までお待ちしていただければと思います」
吉田「ありがとうございます。記者の方も思わず気持ちの溢れてしまった方が拍手をしてしまったという、仕事中だけど」
梶「拍手とかしてもいいんですよ」
吉田「梶さんどうもありがとうございました」
(拍手)
梶「すみません、させてしまったような形で。ありがとうございます」
吉田「でも、PSYCHO-PASSは毎回舞台挨拶の司会とかさせていただくと、一番喜んでる人がカメラ持った最前列の人だったりするんですね。大人が大好きな作品ですね。そして、中村さんからもお願いします」
中村「そうですね、梶くん言っていたように、新しい挑戦をしていくという作品で、まだまだですね、絶対に皆さんが驚くであろう隠し球がありまして、ここで言いたいんですけど」
梶「ダメですよ(笑)」
中村「どうもまだらしいので」
梶「今日言うかなって思ったんですけどね」
中村「僕らもどの情報をいつ出すか全く知らないので、どこまで言っていいかわからないんですけど、多分、また近いうちに色々な発表が細かくあると思うので、楽しみにしながら、今年の10月のオンエアを待っていただければと思います。よろしくお願いします」
吉田「お二人がこの三期の中心にいるということは間違いなさそうということはわかってきたんですが、改めて楽しみにしたいと思います」
【PSYCO-PASS サイコパス3】
「正義」は、新たな世界を切り開く。
魂を数値化する巨大監視ネットワーク・シビュラシステムが人々の治安を維持している近未来。シビュラシステムの導入後、日本は海外との交流を断ち、長らく事実上の鎖国状態にあった。2120年、開国政策により変革の刻が迫ろうとしている。変わりゆく世界で、犯罪に関する数値〈犯罪係数〉を測定する銃〈ドミネーター〉を持つ刑事たちは、犯罪を犯す前の〈潜在犯〉を追う。
2012年にスタートしたオリジナルTVアニメーション作品『PSYCO-PASS サイコパス』は、2014年にTVシリーズ第二期を放送、2015年に劇場版を公開、そして2019年に『PSYCHO-PASS サイコパスSinners of the System』として三部作が劇場公開された。
そして、TVシリーズ第三期となる本作は、ふたりの新人監視官の物語。
慎導灼と炯・ミハイル・イグナトフは、厚生省公安局の刑事となり、変わりゆく世界で真実を求めていく。はたして2人のたどり着く場所は?
世界が待ち望んでいた『PSYCO-PASS サイコパス』の新時代が幕を開ける。
STAFF
監督:塩谷直義
キャラクター原案:天野明
アニメーション制作:Production I.G
制作:サイコパス製作委員会
CAST
慎導灼しんどうあらた:梶裕貴
炯けい・ミハイル・イグナトフ:中村悠一 ほか
公式HP:psycho-pass.com/
TVアニメ『PSYCHO-PASS サイコパス 3』PV第1弾解禁!!
©サイコパス製作委員会